マッチングアプリ芸人の婚活女子、@鷹ノ爪リリカです!
Twitterで下記のツイートをしたら、8万いいねがつきバズりました。
5年付き合った元彼とは一度も喧嘩せず仲良く過ごせたけど、それはイコール「何も乗り越えてこなかった」ということ。
衝突を避けて避けて結婚直前に大きな問題に直面した時、お互い怒り方も謝り方も意見のすり合わせ方も分からずあっさり破局。「課題を乗り越えるための喧嘩」は必要なんだと知った。
— 鷹ノ爪リリカ (@ririka_rrk) 2019年5月6日
5年付き合った元彼とは一度も喧嘩せず仲良く過ごせたけど、それはイコール「何も乗り越えてこなかった」ということ。
衝突を避けて避けて結婚直前に大きな問題に直面した時、お互い怒り方も謝り方も意見のすり合わせ方も分からずあっさり破局。
「課題を乗り越えるための喧嘩」は必要なんだと知った。
私と同じような経験をした人や、「そんな事ありえる?」「深い刺さった~」って人など反響が大きかったので、今日はこのツイート内容について書きます!٩( ᐛ )و
目次
喧嘩せず長く付き合えた相手=実は相性が悪い説

元カレとは、5年付き合っていた。
すごく仲良しだった。
「こんなに相性が良い人がいるのか!」と驚くほど、出会ってからずっと毎日、仲良しだった。
良いところは褒めて、
挑戦することは応援して、
つまづいたら手を差し伸べて、
落ちそうになった時は支えてあげる。
私のために美味しい料理を作ってくれて、
彼のために仕事のお手伝いをして、
出来ないところは許容して、
ふざける時は全力でふざけて遊ぶ。
完璧だった、はずだった。
『不満を言い合わないこと』以外は。
交際5年目、初めて意見が衝突した時。
私たちはあっさりと破局した。
5年一緒にいて喧嘩なしって本当?

Twitterでもたくさん疑問に思われてる人がいたけど、5年間、マジで1度も喧嘩したことがなかった。
喧嘩避け族代表の私から言わせてもらうと、わざわざ不満をぶつけて喧嘩が起こるより、小さな不満程度なら受け流す方が、楽なの。
不満を相手に伝えるのって、体力も気力も使うじゃん。
絶対に空気が悪くなるの分かって、そこまでして自分の主張を突き通したいか?
いや、全然思わない。
その嫌な空気を修復させる方が面倒くさいよ。
自分にとって完璧な人間なんていないのは当たり前だし、他人を操ったり変えることはできないんだから、口出しする事じゃない。
どうせ解決しない問題を自分から持ち出すなんて非生産的。そう思ってた。
それが根本的な間違いだったのだけれど。
喧嘩を避ける人は「隠れ負けず嫌い」

喧嘩を避けるは「温厚な人」と思われがちだけど、違う。
実は「隠れ負けず嫌い」でもある。
『恋人との喧嘩=相手とのバトル』だと思ってんのよ。
意見の押し付け合い。喧嘩の行き着く末の決着は『勝ち』or『負け』だと思ってる。
別に勝ちたいわけじゃないの。ただ、負けたくないの。
だから勝負(喧嘩)そのものを避けるんだよね。
隠れ負けず嫌い、且つプライド高め。可愛くない厄介な性格だよね。
喧嘩を避ける人は「諦めている」
実は、私は若い頃めちゃくちゃ喧嘩っ早かった。
「リリカはすぐにキレるから気をつけな」って周りに言われていたレベルで。
でも、どんどん年を重ねるにつれ、いちいち『怒』の感情を出すのが面倒になっていった。
怒りをぶつけたところで、人を操ることはできないと知っていったから。
子供の頃は「自分の感情をぶつけたら改善される」と思ってた。
でもそんなことはなかった。
だから私は、初めから期待せず諦めるようになった。
『怒』の感情がわき出てしまうような人間とは一切付き合わない。距離を置くことに決めた。
でも、それが恋人だとしたらどうするか?
ふわっと湧き出た「不満」は、そっと自分の心の倉庫に閉じ込めるの。
別にそれは苦痛じゃない。
我慢してるわけじゃないんだ。
そうやって保管した事も、すぐに忘れちゃうから。
じゃあ、どうして別れたの?

ふわって湧き出た不満は、湧き出るたびに心の倉庫にしまい続けて、いつのまにか、どんどん溜まっていってたのね。
自分でも気づかないうちに、ずっと増え続けてた。
そして交際5年目。
いざ結婚するとなった時に、初めてお互いの結婚観について話したの。
子どものこと。親のこと。お金のこと。住まいのこと。仕事のこと。
びっっっっくりするくらい正反対で。
一つも合わないんじゃないかってくらい合わなくて。
今までは受け流せてた意見の不一致も、『一緒に生活していく結婚』となると擦り合わせる必要がある。
でも、意見のすり擦り合わせる方法なんて知らない。
だって私たちは5年間、それを一度もやってこなかったから。
そして不満が積み重なり、決壊を超えてあふれだした時に例の”アレ”が発動すんのよ。
『負けたくない』
喧嘩を一度もしてこなかった私たちは、初めて大きく意見が割れた時はお互い、「いかに自分が正しくてそれを分かってもらう為に相手を論破するか」という姿勢だった。
相手の言い分に矛盾点を探したり、揚げ足を取ったり、突かれたくない部分を突いたり。
今まで『自分を許容してくれる味方』だったのが、急に『自分を攻撃してくる敵』になった。
その当時の彼の姿が今でも忘れられない。
目の前にいる彼がすごく怖く感じたし、憎かった。
相手を言い負かすことで解決するわけじゃないのにね。
問題の着地点は「2人が仲良く暮らすための方法」のはずなのに「自分がこの議題に勝つこと」だけを考えてた。
本当の意味で恋人と仲を深めるには、喧嘩は必須

私たちが別れた原因は「価値観の不一致」じゃない。
嫌なことがあったり、疑問に思うことがあっても、ずーーーっと見て見ぬ振りをし続けた。
それが原因だ。
喧嘩をしないと、相手の本心も、相手の本性も見えないまま。
日々の生活の中で、自分の嫌だと思うことは主張しないといけない。
でも、その時に「自分の主張を通すために論争に勝ちたい」って思っては駄目。
「いや当たり前だろw」って思う人もたくさんいると思うけど、私と同じ経験をした人はそれが出来てなかった人もたくさんいると思う。
「議論を悪」と考えて避けずに。
「論破することが目的じゃない」と理解して。
「2人が仲良く過ごせるためにはどうすればいいか?」を議題として、話し合いをするべきなんだね。
喧嘩するってことは本気で相手のことが好きだからで、本気で向き合ってるってこと。
中途半端でオール3のような向き合えない関係性は、脆い。
本当に大切な人なら、相手と戦わずに、同じ方向を見ながら、喧嘩をしよう。
これを読んでるみんなは、私みたいな悲しい結末にはならないでね。
ほぼ毎日つぶやいてるから私が結婚できるまでリアルタイムで見守ってくれよな!!